FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

便通 

学校の1時限目で非常に埒外の事態が起きた。
汗で湿る皮膚。寄せては返す波。そう、便意。
便意に悶絶しながらも私はさまざまな考えを巡らせた。

(肛門の内側でうんこが蠢いている・・・本気で漏れそうだ・・・万事休すか・・・。
ああ・・・ここで想定されることを予測してみよう・・・
もし、もしも本当に耐えられなくて、うんこを漏らしたら・・・
この高校の3年間にもう明るい未来はないだろう・・・
ならば、どうすればいいのか・・・そうだ、うんこしちゃえばいいんだ!
そちらのほうがリスクは少ないだろう・・・。
所詮1人の男子がトイレにいくだけのことだ・・・
大体のやつはスルーしてくれるしな・・・あっやばい漏れそ)
「すみませんトイレいっていいですか」

足早にトイレに駆け込み、向こうのオアシスへの扉を開けると、
隣の扉がロックされているのを一瞥し、すぐさま便座に座った。

(ああ・・・扉の向こうの人もそうなんだ・・・)

悠々と便を通じている間に、壁の向こうの同志は水を流して去っていった。
その水の流れる音は、今でも忘れられない旋律となって脳に焼き付いている。
見知らぬ人にここまで親近感を覚えたのは生まれて初めてだ。
貴重な経験をありがとう、運命の神様。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://ctl.blog7.fc2.com/tb.php/170-ef6659a8

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。