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便通 

学校の1時限目で非常に埒外の事態が起きた。
汗で湿る皮膚。寄せては返す波。そう、便意。
便意に悶絶しながらも私はさまざまな考えを巡らせた。

(肛門の内側でうんこが蠢いている・・・本気で漏れそうだ・・・万事休すか・・・。
ああ・・・ここで想定されることを予測してみよう・・・
もし、もしも本当に耐えられなくて、うんこを漏らしたら・・・
この高校の3年間にもう明るい未来はないだろう・・・
ならば、どうすればいいのか・・・そうだ、うんこしちゃえばいいんだ!
そちらのほうがリスクは少ないだろう・・・。
所詮1人の男子がトイレにいくだけのことだ・・・
大体のやつはスルーしてくれるしな・・・あっやばい漏れそ)
「すみませんトイレいっていいですか」

足早にトイレに駆け込み、向こうのオアシスへの扉を開けると、
隣の扉がロックされているのを一瞥し、すぐさま便座に座った。

(ああ・・・扉の向こうの人もそうなんだ・・・)

悠々と便を通じている間に、壁の向こうの同志は水を流して去っていった。
その水の流れる音は、今でも忘れられない旋律となって脳に焼き付いている。
見知らぬ人にここまで親近感を覚えたのは生まれて初めてだ。
貴重な経験をありがとう、運命の神様。
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